チユウキンレン（地湧金蓮）
Musella lasiocarpa

地表に湧き出る
金色の蓮

英名：Chinese yellow banana
科名：バショウ科　
属名：ムセラ属
学名：Musella lasiocarpa
原産地：中国南部、インドシナ半島
開花期：4-11月
大型　多年草

個性

植物たちには
それぞれ個性があります

・中国雲南省原産の植物

・バナナの葉のような雄大な葉を持ち、地面から金色の蓮のような花(正確には苞の部分)を咲かせる。

・苞の部分の鑑賞期間は長く300日ほど鑑賞できる。

・花は苞の付け根にある小さな花。

1999年に開催された昆明国際園芸博で発表された中国雲南省原産の珍しい植物です。名前のとおり、蓮（ハス）に似た金色の花が地面から湧き出ているかのごとく咲くインパクトのある植物です。

直径30ｃｍほどにもなる花（厳密には苞）は、春から秋にかけて長期間咲き続けます。ちなみに本物の花は苞の付け根にある小さな筒状のもの。

開花した株はバナナと同様に枯れますが、脇芽が出てきてまた翌年も楽しめます。
バナナはバショウ属ですが、これはムセラ属で属が異なります。

変わった形の花ですが、実は、ある程度の寒さにも、暑さにも強く比較的栽培も容易なのです。
家庭でも十分に楽しめる植物ですよ。

学名

～名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です

Musella
-ムセラ-

小型のMusa
（Musaはバショウ属のこと）

長く軟らかい細い毛を持つ果実

～名前にも由来があります

「地」表から「湧」き出る「金」色の「蓮」

中国の黄色のバナナ。バナナの葉に似ていることから。

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます

金色の苞は神々しさを感じます。

苞の間に反射する光。それは地表に鎮座する黄金のよう。