#0104ミヤマガンショウMichelia maudiae

ミヤマガンショウ
Michelia maudiae

清楚な白と甘い香りに誘われて

科名:モクレン科
属名:オガタマノキ属
学名:Michelia maudiae
原産地:中国原産
開花期:3-4月
常緑高木

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・ハクモクレンに似た清楚な白花だが、こちらは常緑。光沢のある濃い緑色も美しい。

・ハクモクレンよりも開花時期が早い。

・オガタマノキの仲間で、香りも甘い香りでよく似ている。

・花ことばは「甘い誘惑」。

花言葉は甘い誘惑
花言葉の一つは「甘い誘惑」
開花期には甘い香りを漂わせ、
花だけでなく香りも楽しませてくれます。

ハクモクレンに似た白花を咲かせますが、花や果実の構造の違いから、【モクレン属(Magnolia属)】とは区別されています。カラタネオガタマと同じオガタマノキ属(Michelia属)で、香りもバナナのような甘い芳香でよく似ています。

中国原産の花木で、深い山の含み笑いと書いて、「深山含笑(ミヤマガンショウ)」です。

含み笑いですと何だかウラで悪事を働いているような感じになってしまいますので、例えば微笑みを浮かべる的なのはいかがでしょうか?

【深山微笑(ミヤマビショウ)】

深い山奥で微笑を浮かべる・・・。これはこれで想像するといやはや何とも…。

ただお花は清廉潔白。可憐で透き通った白に光が注く様子は本当に芸術的です。樹形も美しく、常緑であることからも鑑賞価値の高い樹木の一つです。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Michelia
-ミケリア-

18世紀イタリアの植物学者
ピエール・アントニオ・ミケーリ
(Pier Antonio Micheli)
に由来

maudiae
-マウディアエ-

20世紀イギリス人植物学者
Stephen Troyte Dunnの妻
Maud Dunnに由来

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


ミヤマガンショウ

ミヤマガンショウ

ミヤマガンショウの果実
ミヤマガンショウの果実