#0084ギョリュウバイLeptospermum scoparium

ギョリュウバイ
Leptospermum scoparium

ニュージーランドで「マヌカ」と呼ばれています。

科名:フトモモ科
属名:ギョリュウバイ属
学名:Leptospermum scoparium
原産地:ニュージーランドとオーストラリア南東部
開花期:4-6月、11-4月
(早咲きと遅咲きがある)
常緑低木

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・ピンクの梅のような花を咲かせる。

・ギョリュウ科のギョリュウ(檉柳)とも、バラ科のウメとも特に関係はない。

・葉っぱは針のようにとがっている。

・お茶や煎じ薬として使われ、ティーツリー(Tea Tree)と呼ばれることもあるが、同じ名前でメラレウカ属の別種があるため、こちらはニュージーランドティーツリーと区別される。

・ニュージーランドではマヌカと呼ばれる。

・この蜂蜜マヌカハニーは整腸作用や美容など効果が期待される。

ギョリュウバイ Leptospermum scoparium
可愛らしいピンクの小花と小さく針のようにとがった細かい葉が特徴

ギョリュウバイは、ギョリュウに似た、小さい葉を付け、ピンク色の花がウメに似ることから名づけられました。ただし、ギョリュウ科のギョリュウともバラ科のウメとも関係があるというわけではありません。また、針葉樹のネズに似ていることから、ネズモドキの別名もあります。様々なモドキ感があります。

葉っぱは、お茶や煎じ薬として利用されてきたことからティーツリー(Tea tree)とも言われることもあります。

ですが、アロマでよく知られる同名のハーブ(学名Melaleuca alternifolia)とは同じフトモモ科であるものの別種で、これらを区別するために、ギョリュウバイは、New Zealand teatreeとも呼ばれています。

ニュージーランドでは、マオリ語で【マヌカ】と呼ばれる植物です。蜂蜜の蜜源となり、【マヌカハニー】としても知られています。

このマヌカハニーですが、胃がんなどの疾患とかかわりが深い、ピロリ菌に対する殺菌力があるということで、一躍有名になりました。他にも整腸作用や美肌効果があるとされ、エッセンシャルオイルや化粧品などにも活用されています。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Leptospermum
-レプトスペルマム-

「leptos」…弱い、薄い

「sperum」…種子

細長い種子に由来

scoparium
-スコパリウム –

ほうき状の

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


ギョリュウバイ Leptospermum scoparium

ギョリュウのような葉、ウメのようなピンクの花。でもウメでもギョリュウでもありません。

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