#0067クロバナロウバイCalycanthus floridus

クロバナロウバイ
Calycanthus floridus

春香るイチゴミルク

科名:ロウバイ科
属名:クロバナロウバイ属
学名:Calycanthus floridus
原産地:北アメリカ南東部
開花期:5-6月
落葉低木

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・チョコレート色した多数の花弁、そして甘い香りが特徴

・イチゴミルク飲料のような香りと表現している方も。

・寒さにも暑さにも強く、花付きもよい。

・落葉性。

・樹高1m程度でちょっとした庭木にも適している。

・似た品種にアメリカロウバイ(Calycanthus floridus var. glaucus)がある。

・クロバナロウバイよりも大型で、葉の裏に毛がなく、香りも弱い。

クロバナロウバイ Calycanthus floridus
英名は「Strawberry shrub」
(ストロベリーシュラブ)
シュラブは低木、灌木の意味。
イチゴみたいな甘い香りがすることから。

名前の由来となった蝋梅は、蝋細工のような質感を持つ黄色い花を咲かせる樹木です。
黒花とありますが、真っ黒ではなく茶色がかったチョコレート色で甘く香る花が特徴です。

この匂いがとても甘くフルーティー。英名ではストロベリーシュラブ。(Strawberry shrub)※シュラブは低木、灌木の意味。また、インディアンが樹皮を香辛料に使ったことから、カロライナオールスパイス(Carolina allspice)という名前もあるそうです。

ロウバイと同じく、果実の種子に強い毒性があります。痙攣などを起こしてしまうそうです。甘い香りで、おいしそうですが、食べないようにご注意ください。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Calycanthus
-カリカンサス-

「calyx」…萼(がく)

「anthos」…花

萼片と花弁が同じ形で、
全て萼のようにみえることに由来

floridus
-フロリダス –

花が目立つ、花咲く
花で満ちた

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


可愛らしい赤茶色の花。甘い香りを届けてくれます。
クロバナロウバイ
1月29日撮影。
この中に種が入っています。
クロバナロウバイの種
こうして命を繋いでいくのですね