#0061サルビアレウカンサSalvia leucantha

サルビアレウカンサ
Salvia leucantha

その美しい輝きは、かの宝石のごとく

別名:アメジストセージ、メキシカンブッシュセージ
科名:シソ科
属名:サルビア属
学名:Salvia leucantha
原産地:メキシコ、中央アメリカ
開花期:8-11月
多年草

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


●属名Salviaは、治療を意味するsalvare、または健康を意味するsalvoが由来。薬用として利用される種が多いことから。

●種小名leucanthaは、白いを意味するleuco、花を意味するanthosから。

●花びらは白。紫色に見えるのは萼。特徴的なのはその紫の質感で、フェルト生地のような、またベルベット調のような質感。

●別名アメジストセージ。光が当たると柔らかい毛がキラキラと輝き、まさに宝石アメジストのごとし。風に揺れる細長い花穂が大変美しい。

●短日植物で日が短くなると花芽をつける。

アメジストセージという名前でも知られるサルビアレウカンサは、何といってもベルベット調(ビロード調)の質感がとても印象的です。高級感を感じる美しさで、光が当たると表面がキラキラと輝く様はまさに宝石アメジストをイメージさせます。

紫色の印象が強いですが、種小名レウカンサは「白い花」を意味します。実は、フワフワした紫色の部分は萼(ガク)で、その中に白い花※を咲かせるのです。(※白花以外もあります)

宿根性(地上部は枯れるが時期が来ると再び芽を出し、毎年花を咲かせる性質)なので、一度植えつけると毎年、高級感のある花穂を楽しませてくれます。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Salvia
-サルヴィア-

「salvare」…治療
「salvo」…健康でいる

薬用として利用される種が
多いことに由来。

leucantha
-レウカンサ-

「leuco」…白い

「anthos」…花

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


サルビアレウカンサ Salvia leucantha