#0054オダマキAquilegia

オダマキ
Aquilegia

その形、糸玉?鳩?

別名:アキレギア、セイヨウオダマキ
科名:キンポウゲ科
属名:オダマキ属
学名:Aquilegia
原産地:北米大陸、ユーラシア
開花期:5-6月
多年草

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・日本、アジア、ヨーロッパに自生する山野草。

・日本原産の代表種は、高山植物のミヤマオダマキ(Aquilegia flabellata)、ヨーロッパ原産のものは西洋オダマキ(Aquilegia vulgarisが代表的)。

・西洋オダマキは、耐寒性が強く、丈夫な宿根草で、日陰でもよく育つためビギナーでも育てやすい

・漢字で「苧環」と書く。

・「苧環」は紡いだ糸を巻きつけたものを指す。

・西洋でのオダマキは、宗教的な意味合いが強く、3つに分かれた葉が、キリスト教の三位一体の象徴ともいわれることがあるそうだ。

・花の形が鳩に似ているから、精霊を表すものとされる。オダマキの英名Columbineは鳩のようなという意味がある。

「私がオダマキ(苧環)です。」
「苧環」は紡いだ糸を巻きつけたものを指します。

オダマキは、日本、アジア、ヨーロッパに自生する山野草です。

漢字では「苧環」と書きます。苧環は、麻などの繊維を糸にしてまきつけたもので、丸みのある花の形から連想されて付いた名前です。

脱線しますが、苧環は【綜麻(へそ)】とも呼ばれます。

へそと言えば、ヘソクリです。

「へそくり」は、苧環を繰る(繊維をまとめて糸にすること)内職をしてコツコツと秘かに蓄財する、というところから生まれたという説があるようですね。

ちなみに、オダマキからは苧環(糸)は作れません。。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Aquilegia
-アクイレギア-

「aquila」…鷲
曲がる距がワシ爪に似る

または、
「aqua」…水

「legere」…集める
中空部分に集まる
分泌物に由来

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


オダマキ Aquilegia

オダマキ Aquilegia