イチハツ
Iris tectorum
屋根の上のアイリス
科名:アヤメ科
属名:アヤメ属
学名:Iris tectorum
原産地:中国原産
開花期:4-5月
多年草
個性
植物たちには
それぞれ個性があります
・4~5月に咲くアヤメ属の多年草。
・アヤメの中では比較的早く咲く。一番初めに咲くという意味で「一初」と名がついた。ただし、シャガ(Iris japonica)の方が早く咲くとも言われ、一番かどうかはわからない。
・耐寒性、耐暑性に優れており、放任でもよく育つ。
・冬は地上部が枯れ、春に再び芽吹く。
・台風、火災など災いを防ぐため、茅葺(かやぶき)屋根の棟に植える風習があった。
・その風習から、Roof iris(屋根のアイリス)とも呼ばれる
一初。アヤメ科アヤメ属の多年草です。
アヤメ類の中で一番最初に咲くという事でこの名が付きましたが、実際にはイチハツよりも早く咲くアヤメ類もあるようです。
*
中国原産ですが、
日本でも古くから観賞用に栽培されてきました。花は紫色で、花弁の中央に白くヒラヒラとしたトサカ状の突起があるのが特徴です。また、根を乾燥させたものは鳶尾根(エンビコン)という生薬(下剤)として利用されていました。
昔は大風、火災などを防ぐと信じられ、かやぶき屋根の頂上部に植える風習があったそうです。
屋根の上にキレイなお花。
現代でいう、屋上ガーデニングの先駆けだったりして?
学名
~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です
Iris
-イリス-
虹
tectorum
-テクトルム-
屋根の
※古来より屋根に植えると
大風の災いを防ぐという信仰から
美
植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます