ユキヤナギ
Spiraea thunbergii
春のお庭を雪化粧
科名:バラ科
属名:シモツケ属
学名:Spiraea thunbergii
原産地:日本原産
開花期:3-5月
落葉低木
個性
植物たちには
それぞれ個性があります
・枝垂れた枝に雪が被ったように白い花が多数咲く。
・葉がヤナギに似ているので、ユキヤナギと名付けられた。
・強健。生育旺盛。開花後に地際で刈り込んでも、秋までに新梢(新しい枝)が1m以上も伸び、春には良く開花する。
・最近ではピンクの品種もある。(‘フジノ・ピンク’という園芸種)
・ココメバナという別名がある。漢字で小米花。白い米粒がいっぱいついている様子を連想。
・個人的にはユキヤナギという名の方が美しさを感じる…。
雪柳。
「雪」とありますが、花が咲くのは春。ソメイヨシノの開花が終わるころに開花します。
名前からも想像できるように、白い小さな花をたくさん咲かせる様が雪をかぶった柳のようであることから名付けられました。
育てやすいことから公園や庭先などでもよく見かける低木です。
また「ホシミスジ」という蝶の幼虫が好んで葉を食べる植物で、ユキヤナギの多い市街地や住宅地には、成虫が飛ぶ姿をよく見かけますよ。
学名
~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です
Spiraea
-スピラエア-
「speira」…螺旋、輪
thunbergii
-ツンベルギイ-
18世紀スウェーデンの植物学者
カール ピーター ツンベルグ※
(Carl Peter Thunberg)
に由来
※カール・フォン・リンネの弟子として分類学において大きな功績を残した。鎖国期の日本に1年滞在し、日本における植物学や蘭学、西洋における東洋学の発展に寄与した。
美
植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます