#0037シモツケSpiraea japonica

シモツケ
Spiraea japonica

下野(栃木)感は薄いですが…

科名:バラ科
属名:シモツケ属
学名:Spiraea japonica
原産地:日本、朝鮮半島、中国
開花期: 5-6月
落葉低木

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・シモツケは下野(現在の栃木県)で発見されたことが名前の由来。

・たくさん付いた小花に長い雄しべが全体を覆う感じになり、フワフワかわいい。

・シモツケ属は、シジミバナ(Spiraea prunifolia)、ユキヤナギ(Spiraea thunbergii)、コデマリ(Spiraea cantoniensis)なども属する。

・耐寒性、耐暑性ともに高く、樹高も1m程度で育てやすい。

・初夏にピンクの花を咲かせる。園芸品種で白花や赤花もある。葉っぱの色もゴールドや赤紫などある。

・鑑賞期間(5-6月)も長いので、初心者におススメの花木。

ホシミスジやフタスジチョウなどの幼虫がよく葉を食べにくる。

・ちなみに栃木県下野市の「市の花」は「ゆうがお」。

「まあ、ふわふわ」
シモツケはコデマリやユキヤナギと同じ仲間です。

シモツケの県花はシモツケにあらず

下野(シモツケ)は、バラ科シモツケ属の落葉低木です。日本各地や、朝鮮半島、中国の山野で見られ、同じシモツケ属にはコデマリやユキヤナギがあります。

名前は、下野(シモツケ 今の栃木県)で見つかったことに由来するとされています。ちなみに栃木県の県花はヤオツツジ、県木はトチノキです。

初夏に紅色の小さな花をたくさんつけます。長いおしべがよく目立ち、ふわふわした毛で覆われているような感じです。

観賞期間も長く、耐寒性もあり、大きくなりすぎず育てやすいことから初心者におすすめの花木です。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Spiraea
-スピラエア-

「speira」・・・螺旋、輪

japonica
-ヤポニカ-

日本の

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


シモツケ