#0032ツルバキアTulbaghia

ツルバギア
Tulbaghia

瑠璃色のニラ?

和名:瑠璃二文字
英名:ソサエティ・ガーリック
科名:ネギ科
属名:ツルバキア属
学名:Tulbaghia
原産地:南アフリカ
開花期:
T.フラグランス3-5月
T.ビオラセア5-10月
多年草 球根

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・アガパンサスを小さくしたような可愛らしい姿。アガパンサス同様にこちらも南アフリカ原産。

・スイセンのように副花冠(ふくかかん)がある。

・ネギ科ということもあり、茎や葉からはニラやネギ特有の香りがする。

・主に栽培されるのは2種類で、ビオラセア(T.voilacea)とフラグランス(T.fragrans)。

・ビオラセアは、開花期間が比較的長く、5月~10月。フラグランスは、3~5月の春咲き。

・ビオラセアは和名を瑠璃二文字(ルリフタモジ)といい、二文字というのはニラの事を指す。ちなみに一文字はネギのことである。

・フラグランスは、その名の通り、甘い香りを発する。切り花に適しているのはこの種くらい。

・耐暑性は高く病害虫に強い。

・冬は地上部が枯れ、球根で越冬する。(凍らなければOK)

「葉や茎からニラを感じます。」
ツルバキアの多くの品種は、
茎や葉を傷つけるとニラやネギの匂いがします。

ツルバキア。

南アフリカ原産の球根性植物で、和名をルリフタモジ(瑠璃二文字)といいます。「二文字」はニラことで、つまり、瑠璃色のニラということです。

英名をソサエティ・ガーリックといいます。ニラとかニンニクとか、何だか匂いが気になる名前の植物ですね。

そうです。ツルバキアは、葉や茎を傷つけるとニンニクのような匂いがします。

主に栽培されているのは2種類で、ビオラセア(Tulbaghia violaea)とフラグランス(Tulbaghia fragrans)。

ビオラセアは「すみれ色の」という意味です。他にもカトレア・ビオラセアとかファレノプシス・ビオラセアなど、いろんなビオラセアがあります。全部、すみれ色が関係しています。

一方、春咲きのツルバキア・フラグランスは、花から沈丁花を爽やかにしたような甘い芳香を発します。

フラグランスは、「芳香、良い香り」という意味です。エピデンドルム・フラグランスとか、ドラセナ・フラグランスなど、いろんなフラグランスがあります。

ニラやネギなどの刺激臭を持ったり、爽やかな甘い芳香臭を持ったり、ツルバギアでも極端です。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Tulbaghia
-ツルバギア-

18世紀オランダ東インド会社が設立した、南アフリカの植民地(ケープ植民地)の統治者ライク・ツルバグ(Rijk Tulbagh)に由来

violacea
-ヴィオラセア-

すみれ色の

fragrans
-フラグランス-

芳香の

植物たちは様々なシーンで魅力的な姿を見せてくれます


ツルバギア