#0052カンザンCerasus lannesiana Wils. cv. Sekiyama

カンザン(セキヤマ)
Cerasus lannesiana Wils. cv. Sekiyama

八重桜のヒーロー

別名:セキヤマ
科名:バラ科
属名:サクラ属
学名:Cerasus(Prunus) lannesiana Wils. cv. Sekiyama
原産地:日本
開花期:4-5月

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・日本原産の園芸品種の八重桜。その代表格が本種。

・4月中旬から5月上旬がピーク。比較的花期が長い。

・何といっても特徴は花のボリューム。花弁は50枚を超え、花径は5cmを超えることも。

・育てやすいので街路樹や公園などでよくみられる。

・塩漬けにした桜の花を湯に入れて飲む桜湯に使われることが多い。

・サクラの花の抽出物には、抗糖化作用(肌の老化促進物質の生成を抑える働き)があると言われている。

カンザン Cerasus lannesiana  Wils. cv. Sekiyama
「アンパンの桜花添え」
関山は塩漬けにすると独特の香りがたち、
アンパンの上にのせたり、お湯に入れたりします(桜湯)。

関山(カンザン、またはセキヤマ)と書きます。サトザクラ(桜の園芸品種の総称)群の桜で日本の代表的な八重桜。

ソメイヨシノに比べて、4月中旬~5月上旬と花期が長く、ソメイヨシノが散った後に見ごろとなるのが特徴です。
学校や公園などによく植えられています。

通常、桜の花びらは5枚ですが、八重桜は一輪の花に、なんと100枚を超える花びらをつけることもあります。さらに多い種類だと、2~300枚にものぼるとか。ボリュームたっぷり豪華絢爛です。

また、この花は桜漬け(塩漬けの桜)によく使われます。桜漬けは祝いの席で飲まれる桜湯に使われたり、アンパンの上に置かれたりしてます。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Cerasus
-ケラスス-

ラテン語の
「桜の樹(cerasus)」に由来
(旧分類ではPrunus)

lannesiana
-ランネシアナ-

ランヌもしくはラネス氏の
(※おそらく人名ですが、詳細はよく
分かりませんでした…。)

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


カンザン Cerasus lannesiana  Wils. cv. Sekiyama