#0113カンナCanna

カンナ
Canna

夏の日差しにも帽子なんていらないよ
炎天下でもへっちゃら!

英名:Indian shot
科名:カンナ科
属名:ダンドク属(カンナ属) 
学名:Canna
原産地: 熱帯アメリカ
開花期: 6-10月
球根植物

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・球根植物。

・夏から秋にかけて焔のような、はたまた鶏冠のような特徴的な花を咲かせる。

・葉も大きく雄大。斑入りも楽しめる。

・葉の色もオレンジや黄色のものもあり、全身カラフル。

・さらに真夏の異常な暑さにも元気よく咲く強靭さ。さすが熱帯アメリカンである。

・落葉性で冬の間はお休み。耐寒性もやや弱め。露地植えは防寒処置がいる。

異常な暑さにも元気いっぱいに生育する

・カンナという名前にも愛着がわく。

・英名はIndian shot(インディアンの銃弾)。ちょっと物騒な名前…

「英名はIndian shot(インディアンの銃弾)」
ちょっと物騒な名前…

灼熱の燃えるような夏の暑い時期に雄大な葉を茂らせ、スッと伸びる茎に黄色や赤色の鮮やかな花を咲かせるカンナ。ヨーロッパで品種改良され、世界各地で楽しまれています。コロンブスの新大陸発見後、マリーゴールド、ヒマワリ、タバコとともに、ヨーロッパにもたらされた植物の一つなんてことも言われています。

特徴的なのはその花の形。花びらに見えるヒラヒラは花びらではなく、雄しべが変化したもので、本物の花弁はすぐ側でカチッとしてます。植物あるあるです。

英名をIndian shot「インディアンの銃弾」といい、ちょっと物騒な名前です。
秋に熟した実に、重くて丸い黒っぽい種子が複数でき、散弾銃の弾丸のように見えるということが名前の由来といわれています。

「カンナ8号線」という歌、あのユーミンこと松任谷由実さんの名曲の一つです。このカンナは、もちろん花のカンナの事。中央分離帯に真っすぐに咲く燃えるようなカンナの花に、メラメラと燃えるかつての恋心を映した歌です。

この8号線はどこだろう?という話がよく出ますが、よく言われているのが東京都内を走る環状8号線、通称環八の中央分離帯というイメージのようですね。ユーミンさん本人がラジオでそう言っていたようですよ。現在でも、ライブでは必ずと言っていいほど盛り上がる曲です。

1980年代に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Canna
-カンナ –

ケルト語でアシ(葦)を意味するcanが転じたもの。茎の形状が葦に似ていることから。

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


6月初旬。銅色と葉脈のコントラスト。ガウラ(ハクチョウソウ)とのコラボレーション

光が注ぐとその美しさはより一層輝きだす。

雄大な葉は燃えるような熱い生命力を感じる。